【留学を振り返る🗺️】第39回海外研修レポートVol.3「語学研修体験記」

2024年12月24日読了時間: 6分

今年の9月～12月上旬までイギリスに留学していた鈴木社員・上田社員より、帰国後のレポートが届きました✨これまで2回に渡り、メンバーの様子をご紹介してきましたが、今回は留学を振り返り、留学を通して現地で学んだことや、これからへの想いをお届けします。

【過去の記事一覧】

①出発式の様子↓

第39回海外研修Vol.1「出発式」🛫

②海外研修の過ごし方が知りたい方↓

【イギリスからお届け💂🏻‍♂️】第39回海外研修Vol.2「1日の過ごし方」

③ESD・CSD制度について↓

未来に向けた語学教育🌏【ESD・CSD】

◆◆海外研修を振り返ってのレポート◆◆

ハート通信では、メンバーがそれぞれ留学で得た経験を一部抜粋して、ご紹介いたします。

（全文はMKメディア、MK新聞に掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。）

💛〈2021年入社〉

　　上賀茂ハイヤー　鈴木野々夏社員

　　出発前：ESD4級

　　出発後：ESD4級

◯はじめに

私にとって初めてのことばかりで、今思えば人生で最も濃い三ヶ月だったのかと思います。もともと英語に興味があり、「海外の方ともっと話したいな」と思っていましたが、自分の英語力はどうにか意思を相手に伝えられる程度だと認識していました。留学に行ける機会は今までに何度もありましたが、自分が知らない土地で暮らすことが想像できず、怖くて逃げてきました。今回も初めは意志が弱く、昇進のために英語が必要だと感じ応募しましたが、自分でも驚くほど大きな経験となりました。

◯学校生活

授業の内容は中学生の時に習った文法を英語で習ったり、討論したりと難しくはなかったです。ただ文法ができるのに、瞬時にそれを発言できないもどかしさはありました。文法ばかり考え、正しい英文で意思を伝えようとしてしまうので、「授業はついていけるのに、スピーキングが出来ないから、クラスを上がることができないのだ」と感じ、悩むこともありました。学校には、国籍や育ってきた環境が異なる人々が通っていて、伝えようとする気持ちがあれば単語だけでも意思の疎通ができることや、他の文化を実際にみることで、相手を理解することができるということを学び、これは接客でも変わらないと思いました。

◯ホストファミリーとの過ごし方

留学に行くのが初めてだったので、ホストファミリーと一緒に過ごすことは凄く不安でした。寝る時以外はなるべくダイニングに居座り、英語が聞こえる環境で生活をしていました。わからない宿題を質問したり、オススメの映画を聞いたり、犬の散歩にも積極的に参加しました。自分で学ぶ環境を作ることが大切だと、改めて感じると同時に、誘惑が多く自分を追い込むのがとても難しいということも学びました。

◯最後に

留学中は楽しいことだけでなく、辛いこともありました。自分の英語力に伸び悩んだり、自分では変化を感じられなかったり、1人で抱え込んで落ち込んでいました。そんな私を先生や友人が、一緒になって励ましてくれたおかげで、積極的に授業にも参加でき、楽しく終えることができました。本当に恵まれた3ヶ月間だったと思います。出会った全ての方、留学の機会を与えてくれた会社、後押ししてくれた上司、一緒に3ヶ月過ごした上田社員、皆さんに感謝しています。そして、これからも精進できるよう頑張りますのでよろしくお願い致します。

↓↓鈴木社員のレポートをもっと読みたいという方はこちらをチェック↓↓

～COMING　SOON～

MK新聞・MKメディアの「 MKタクシードライバーの海外留学レポート」の掲載をお楽しみに！

💛〈2022年入社〉

上賀茂ハイヤー　上田夏世社員

　　出発前：ESD3級

　　出発後：ESD2級

◯留学中の目標

留学中は、無意識に間違えている文法を見直し、文法の正確性を高めること、日常会話で使われる表現への理解力を高めることに注力しました。週に2回ほど出される学校の宿題に加え、自ら先生にお願いし、ライティングの課題を毎日提出するようにしていました。学校は遅くても5時には終わるので、帰宅後にNetflixを利用して海外ドラマを英語字幕で見て、わからない単語を調べるなど日常会話に重きを置いた学習に努めました。

◯学校での様子

午前中の授業はレベル別クラス、午後からは合同で授業が行われていました。9月は世界的に夏休みも終わり、滞在期間中は1クラスあたり5人程度の少人数で授業が行われていました。国籍も留学しているバックグラウンドもさまざまで、難民としてノリッジにいる生徒もいました。授業の合間に各国の友人とそれぞれの国の文化について英語で話し合い、交流を深めました。こうした点も日本で英語を学ぶだけでは得られない体験だと思います。

◯週末の過ごし方

毎週金曜は授業が13時で終わるので、週末にたくさん国境を越えて遠出をしました。それぞれの国の雰囲気を感じることができ、特にクリスマスは本場の空気を味わえたと感じています。またロンドンには数回訪れた際に、国際的な紛争に関するデモ行進が行われていました。そこには、紛争を人種関係なく自分ごととして捉えている人々の姿がありました。私はこれを目の当たりにし、今まで自身が国際問題について考えることを避けていたのではないかと気づかされ、これからこの仕事でお客様と関わる上で当事者意識を持ち、知識を持つことの大切さを感じました。

◯最後に

この3ヶ月間、正直自分の英語力が向上しているのかどうか、不安になることもたくさんありました。そんな中先生方には「今の時期は成長がゆっくりになる時期だから焦らなくていいし、着実に英語力が上がっているよ」と温かい声をかけていただき、諦めることなく勉強ができたと思います。英語力の向上だけでなく、異文化交流や国際問題を肌で感じることで、狭くなっていた視野を広げることができました。そして人生や生活の中で目標や目的を持つことで、人間として成長できると実感しました。このような機会をくださった周りの皆様に感謝すると共に、自身の経験を様々な場面で還元できるようにしていきたいと思います。