今年の1月~4月上旬頃までイギリスに留学していた4名より、帰国後のレポートが届きました✨
これまで2回に渡り、メンバーの様子をご紹介してきましたが、今回は留学を振り返り、クラスメイトとの交流の中で学んだことや、これからへの想いをお届けします。
ESDの級があがったメンバーもいて、留学経験を早速仕事に活かしています!
【過去の記事一覧】
①出発式の様子↓
②海外研修の過ごし方が知りたい方↓
③ESD・CSD制度について↓
◆◆海外研修を振り返ってのレポート◆◆
ハート通信では、メンバーがそれぞれ留学で得た経験を一部抜粋して、ご紹介いたします。
(全文はMKメディア、MK新聞に掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。)
~3ヶ月コース~
💛〈2008年入社〉
上賀茂ハイヤー 桂 伸隆 社員
出発前:ESD2級
出発後:ESD2級
◯今回の目標
最終的な目標は、「お客様によりよいサービスを提供すること」で、留学期間中はアップデート期間として「リスニング強化」「語彙量増加」「文法学びなおし」「健康生活」「MKの宣伝」を目的に渡英しました。結果として、すべての項目に及第点を与えて良いと、自分自身は満足しております。また期待以上にイギリスに行ったからこそ学べたことがありました。
◯留学へいくなら冬
冬は夏に比べて生徒数が少ないので、一クラス4~5名くらいで学ぶことができました。なので、先生たちは生徒ごとの苦手な発音を見逃さず、矯正しようとしてくれました。
さらに、一人当たりの発言機会が多く、クラスメイトがどんな性格かを理解するのに時間はかかりませんでした。冬は日照時間も短く、寒く、閉鎖している観光施設もたくさんありますが、英語の上達に重きを置くならば、私は冬をおすすめします。
◯MK専門レッスン
観光案内に必要な専門的な語彙や、VIPのお客様対応に必要な丁寧な言い回しなどを学ぶことができる、MKドライバーのための特別レッスンがあります。
授業には、Norwichの街を私たちがガイド役となり、他の生徒を案内するツアーも組み込まれています。私たちは京都での観光案内を想定して、カンニングペーパーを持たず、説明だけでなく、お客様に質問してみたりするように準備をしてツアーに臨みました。
先生方にも当日までどのようなスタイルで案内をするかは伝えていなかったため、終了時には、レッスンで学んだフレーズや文法をうまく使いこなしていたことを喜んでくれました。
◯国際交流
生徒の国籍は、サウジアラビア、ウクライナ、シリア、イラン、イラク、ナミビア、チリ、
中国、ドイツ、イタリアなどでした。滞在中にモスリムの方々のラマダンが始まり、彼らと過ごすことでラマダンをより理解することができました。
また、シリアやイランの生徒のほとんどは難民であり、家族と離れ離れになっている現状なども聞くことがありました。さらに、私が滞在したNorwichはウクライナ支援に積極的で、市庁舎にはウクライナ国旗が掲げられていました。新聞やニュースでは表面しか知ることができないことも、イギリスに来たからこそ当事者から貴重な話を聞くことができたと思います。
◯交換日記
私は留学前に、すでに京都で海外のお客様を案内しており、その中で文法や発音が正しくないため、お客様に理解してもらえず悔しい恥ずかしい経験を何度もしました。なので、京都で案内していたことをノートに書き、先生をみつけては添削をお願いしました。休み時間を割いて見てくれた先生方には感謝してます。
◯最後に
これからESDとして働きたい皆様、すでにESDとして活躍している皆様にも、是非イギリス留学を活用してほしいと思います。
さらに、漠然と過ごすより、目標を定め、具体的になにをするか決意し、有意義に過ごしていただきたいと思います。この留学で充電したエネルギーを、お客様に対するより良いサービスに還元してまいりたいと思います。
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💛〈2021年入社〉
上賀茂ハイヤー 荒川 元哉 社員
出発前:ESD4級
出発後:ESD3級
◯目標
この留学期間中の目標として、「語彙力の向上」、「異文化理解を深める」という2点を設定しました。この2つの目標は自信を持って達成できたと言えます。
まず、「語彙力の向上」の為に、日々の授業で積極的に質問することを心がけました。クラスは1クラス5人ほどのとても小さいクラスで、先生や他の留学生との距離も近く、英語を教え合ったりすることで確実に英語力、特に語彙力を上げることができました。
また、クラスメイトは日本人は私だけで、他の留学生は日本ではなかなか関わる機会の少ないイスラム教の方たちでした。クラスメイトとの交流で、宗教への考え方や、中東情勢について関心を持つことができました。世界で本当に起こっている現状を知ることができましたし、異文化理解を深めることができました。
◯留学生全員と友人に
今回の留学期間は冬ということもあり、留学生の数は非常に少なかったので、留学生全員と話す機会があり、毎日友人たちと話すのが楽しみでした。朝会えば笑顔でおはようと声を掛け合い、休憩では、一緒にコーヒーを買いに行き世間話をしながら楽しく過ごしました。最終日には、全員とまた絶対会おうと約束しました。
◯ホストマザーとの時間
お世話になったホームステイ先では、ホストマザーに温かく受け入れていただき、とても充実した時間を過ごせました。家に帰るといつも笑顔で迎えていただき、その日の出来事などを話し、夕食後は1〜2時間ほど雑談の時間を作ってくださり、日本の文化の話や、日々の出来事などを話しました。マザーには多くの表現方法を教えていただき、分からないことがあるといつも親切に教えてくださりました。帰国日には「またいつでも帰ってきて」と声をかけてくださりました。今でも定期的に連絡を取っていますし、次に会える日がとても楽しみです。
◯週末の楽しみ
金曜日の午後からはほぼ毎週のようにパブに飲みに行きました。特に語学学校の韓国出身のスタッフの友人とはよく飲みに行き、とても楽しい時間を過ごしました。
また、ノリッジ以外にもロンドン、スイス、イタリアにも行きました。特にスイスには友人が住んでいるので、彼らに会いに行きました。彼らとの出会いは5年前の学生時代の留学でしたが、その当時と変わらない笑顔で出迎えてくれ、最高のおもてなしをしてもらいました。次回は是非、彼らを日本に招待したいです。
◯最後に
今回の3ヶ月間の留学で、留学前に立てた目標達成以外にも、英語を使う楽しさを改めて実感しました。引き続き学習を続け、お客様によりよいサービスを提供できるよう、日々努力したいです。
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💛〈2010年入社〉
山科営業所 村島 浩 社員 出発前:ESD4級
出発後:試験結果待ち
◯はじめに
結論からいいますと、自分自身の結果に満足はしていませんが、最低限の目標は達成できたと思っています。そしてとても良い経験をさせていただきましたことに感謝しています。
◯友人たちとの思い出
最初の一ヶ月で印象に残っているのは、オマーンから来ていた方が仲良く接してくれたことです。いつも授業が始まる前も、休憩時間も、ほぼ毎日オマーンの方と、趣味の話から英語のアドバイスまで話していました。
そのあとB1+へクラスが上がってもリスニングが追いつかず、かなり苦戦していました。
しかし、サウジアラビアから来ている男性の友達が、僕が卒業するまで毎日僕の横に座ってくれ、サポートしてくれました。この2人以外も、みんなとてもフレンドリーで、たくさん友達ができました。
3月になると、日本人の大学生の方たちも留学に来ていました。みんなとても親切で、日本語と、英語を使ってよくアドバイスをくれました。もちろん同じMKの皆さんも必死で僕を引っ張ってくれました。
◯ホストファミリーとの過ごし方
留学中はホストマザーの家で三ヶ月間お世話になりました。とてもパワフルな方でした。毎日、学校から帰ると「今日はどうだった?」と聞いてくださり、たくさんお話し、イギリスのマナーや、文化なども教わりました。ホストマザーには、パブや映画館にも連れて行っていただいたり、本当の家族のように接していただきました。
Norwichは、雪こそ降りませんでしたがとても寒かったです。僕は究極の寒がりなので、かなり厳しかったです。ただ、ホストマザーの家にはMimiという名前の犬がいて、すぐに仲良くなれ、夜は一緒に寝てくれました。おかげで寝ているときは、Mimiの体温に救われました。
◯最後に
三ヶ月間、たくさん思い出もでき、そして色々な国の方と、友達になることもできました。英語の勉強はもちろんですが、文化や、考え方の違い、宗教への考え方など、様々な新しいことを習得できました。この留学で獲得した全てのことが、今後の仕事に役に立つことは確信しております。今後も英語を学ぶことは継続し、立派な英会話ドライバーになれるように、頑張っていきたいと考えています。
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💛〈2021年入社〉
伏見営業所 山下 翔 社員
出発前:ESD5級
出発後:ESD4級
◯1月15日(月)
語学学校への初日。海外旅行の経験は有ったものの語学留学は初めてであり、期待よりも不安が上回る心境で通学しました。担任の先生はトム、イギリス人の男性でした。彼は日本で英語の教師をしていたそうで、日本人が苦手とする点をよく理解していて指導がとても丁寧で、彼のクラスで英語を勉強できた事は私にとって非常に大きく、とてもラッキーでした。
◯3月21日(木)
14:00からのSkills & Culture という午後の授業枠を利用し、ノリッジ・ショートツアーを行いました。これは現地で行う模擬テストのような課題で、我々MKドライバー4名がツアーガイド、他の生徒達にお客様役をして頂きました。私はメイズヘッドホテル・ノリッジ大聖堂の2箇所を担当しました。自分の番の時は頭がほぼ真っ白でしたが、同行してくれた先生方に確認したところ間違った事は言ってなかったようで安心しました。総勢で約10名もの方にご参加頂き、出来るだけ楽しんで頂きたいという思いから、説明の中に自分なりに考えたジョークも散りばめ、先生方には受けたようで、ホッとしたと同時に少し自信が付きました。京都ではないですが、観光地に関する話をお客様に英語で説明するという事を初めて経験でき、勉強になりました。
◯4月5日(金)
学校で過ごす最終日、フライデー・セレモニーが開催されました。卒業生である我々を送り出して頂き、1人ずつスピーチの時間も頂けました。私はスピーチの際、英語で『私の好きな日本の歌手には、ある美しい歌が有ります。歌の名は、はじまりはいつも雨。今日は我々にとって最終日ですが、これは新たなスタート。日本でも英語の勉強を続けます。』と話しました。セレモニーの後、1人の先生が『あなたが話していたのは誰の歌か教えてくれない?』と声を掛けてくれました。イギリス人にも理解してもらえるようなスピーチが出来るようになった、と少し誇らしくなりました。
◯最後に
3ヶ月の研修を通して、特にリスニングを向上できたと感じていますが、それと同時に自分の弱点も明確にできたと感じています。今後も英語学習を続け、お客様の喜びに寄与できるよう精進いたします。
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◆◆海外研修ギャラリー◆◆
これまで掲載しきれなかった、メンバーから届いた数多くの素敵な写真をご紹介します。
~担当者メッセージ~
エムケイホールディングス株式会社 総務人事部
柴田 正彰 部長
皆様、お帰りなさい。
素晴らしい語学研修体験記、ありがとうございました。
イギリスで過ごされた時間が、大変素晴らしかった事が伝わってきました。
この貴重な経験を、世界中からいらっしゃるお客様への感動・笑顔に繋げ、また会社の同僚、周りの方々へ良い影響を与え、皆様がご活躍する事を楽しみにしています。
また、海外研修派遣にあたり、ご協力頂いた各営業所、各部署の皆様、ありがとうございました。1992年から始まった海外研修も早33年目。より良いものへ改善しながら、運用を継続していきます。引き続き、ご協力をお願いいたします。
~最後に~
第38回海外研修は、2名の派遣が決定しています。5月30日に出発式が開催され、翌日イギリスへ旅立ちます。次回も派遣者を紹介いたしますので、引き続きご覧ください。
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