未来に向けた語学教育🌏【ESD・CSD】

皆さんはMKで取り組んでいるESD（English Speaking Driver)・CSD（Chinese Speaking Driver)制度について、どのくらいご存知でしょうか？

まもなく新しい年度を迎え、コロナ禍で減ったインバウンドのお客様も戻りつつある今、改めて京都MKでの取り組みをご紹介いたします。

〈ESDが始まったきっかけ〉

皆さんは、外国でタクシーに乗った際に言葉が通じず不安を感じたことはないでしょうか？

訪日外国人のお客様にはそんな思いをしていただきたくない…！たまたま乗ったハートマークのタクシーのドライバーが、笑顔で英語で対応をしたら、安心し喜んでくださるだろう、日本を好きになっていただく力になりたい、との想いで、インバウンド需要が高まり始めた2013年にこのESD制度は始まりました。

現在は、「全ドライバーが英語でMKのあいさつができるようなる」ことと、もっと学びたいドライバーは「高いレベルで対応できるようにする」ことを目標に、ESD・CSDサロンをはじめ、電話留学やプライベートレッスンなど、各営業所のESD課長と協力しながら取り組んでいます。

〈取り組みについて〉

〈ESDサロンの様子〉

ESD参加者インタビュー🎤

今回は、最近サロンへの参加者が増え盛り上がっている山科営業所から2名のドライバーにインタビューをしました！

山科営業所　上松 和人社員（ESD３級）

① 英語を学習するきっかけ

子供の頃、祖父がアメリカにホームステイした話を聞かされ、アメリカの文化や英語に興味を持ち、いつか私も英語を話してみたいなと思ったのがきっかけです。

② ESDサロンに参加されていかがですか？

ESDサロンに初めて参加した時は、寺社仏閣や日本の文化を英語で説明するのが難しく、言葉がすぐ出てきませんでした。今ではだんだんとすらすら説明できるようになって成長したなと感じます。

③ 英語学習で意識していることはありますか？

たいていの日本人は英語の読み書きはできるのに、話すことはできないので、アウトプットを中心に練習しました。

④ 初めて海外のお客様をご案内された時の気持ち

最初はとても緊張しましたが、だんだんと慣れてきて、自分の英語が伝わって褒めてもらえてとても嬉しかったです。

⑤ ESDの楽しさ、これから英語の勉強を始めようとしている方へ一言

英語を話す人はネイティブ以外も含めて世界に何十億人といます。世界の共通語といえます。さまざまな背景や知識を持つ人々から情報を手に入れたりすることができて自分の世界が広がります。外国人観光客が京都に戻ってきました。英語をつかう機会も増えてきています。英語を学ぶことは、プラスにしかならないと思います。ぜひESDサロンに参加して頂くことをおすすめします。

山科営業所　村島 浩社員（ESD４級）

① 英語を学習するきっかけ

外国人のタクシー利用に対応するため。お金をいただく以上、少しでも会話ができ、安心していただき、そして笑顔で降りてもらうために。

② ESDサロンに参加されていかがですか？

今現在、初級、プレ中級、中級のサロンに参加しています。2020年からコロナの影響で仕事が忙しくなくなり、将来のためにと英語を勉強することを初めました。もともと学生時代、英語は好きではなかったので、全く話すことはできませんでした。今は、リスニングがまだ苦手ですが、なんとか簡単な会話ならできるレベルまできているかな？言いたいことが言えるレベルまで来てるかなと思います。

③ 英語学習で意識していることはありますか？

意識というよりも、英語を話すことを自分の日常生活の一部にするように心がけています。そして焦らず、例えば僕は2020年から英語の勉強をスタートしたので、今は英語の中ではまだ2歳です。焦らずに、自分のできる範囲で1日、1日英語に触れていこうと思います。

④ 初めて海外のお客様をご案内された時の気持ち

初めて案内したのは、実はつい最近でございます。5時間観光案内しましたが、お迎えに向かうまでは生きた心地がしなかったです。お客様にお会いしてからは、やるしかないので特に緊張もすることもなく、今の自分にできることをやり尽くしました。お客様も私のレベルに合わせて話してくださったと思います。

⑤ ESDの楽しさ、これから英語の勉強を始めようとしている方へ一言

自分の英語が通じたとき、うまく言えた時、相手が理解してくれた時はかなり快感です。外国人の方は、お客様も「伝えること、聞くこと」を努力してくださいます。

もしも、英語に少しでも興味があればやるべきだと思います。おそらくこの先の人生で、仕事以外でも英語を使う場面がでてくると思います。しかもこの会社にいると無料で学べちゃいます。

～担当講師コメント～

ドライバ―の皆さんがお忙しい中でも、”have to”ではなく"want to”で学んでいただけるように講師一同、英語点呼や海外留学など、様々な取り組みを実施しています。まずは気軽にサロンに参加してみてください😊