11月上旬より、役員・管理職101名を対象に「パワーハラスメント」に関する研修を実施しました。今回はその様子をご紹介します。
■研修概要
◇目的
2020年6月、労働施策総合推進法が改正され、大企業を対象に職場においてハラスメント対策を行うことが義務化されました。中小企業では2022年4月より適用となります。
これを背景に、職場でのハラスメントの未然防止に努めるべく、今回は「パワーハラスメント」に注力した研修が行われました。
◇対象
役員含む、課長職以上(係長所属長含む)101名
(役員:10名、HD・タクシー:47名、観光バス・警備:17名、石油:20名、BVE:7名)
◇講師
人事部 杉本課長
◇開催日
対面3回、オンライン1回実施
①11/08(月) 13:30~15:30 30名
②11/09(火) 13:30~15:30 27名
③11/12(金) 13:30~15:30 32名
④11/15(月) 13:30~15:30 12名 ※オンライン(遠方の方 対象)
◇場所
伏見営業所 2階 全集会場
■研修の様子
◇オープニング「社長メッセージ」
青木社長は、「エムケイグループでは、パワハラを含む全てのハラスメントを撲滅していきたい」、「そのためにも皆さんにハラスメントに対する知見を深め、適切な表現の言葉を以て、指導してほしい」とおっしゃいました。
◇パワーハラスメントの基礎知識を学習
〈基礎①〉パワハラは以下の3つ全てを満たしたものを指します。
1.優越的な関係を背景とした言動であって
2.業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより
3.労働者の就業環境が害されること
〈基礎②〉パワハラには以下の6つの種類があります。
上記の6類型の具体的な事例を、動画で見ながら学びました。
◇個人・グループワーク
ワーク用の事例映像をもとに「何がパワハラにあたるか」「日常業務で起こり得るパワハラや、パワハラを防ぐための施策など」をグループで話し合い、考えを共有しました。
参加者からのご質問には、総務部の綾城部長がアドバイスを交えながらご回答されました。
◇クロージング
金本専務と松川取締役に締めのお言葉をそれぞれ頂きました。
■今回の研修を受けての感想
役員の皆さんが参加されている事に意義を感じました。
怒っても何も変わらない。冷静になって考えてから行動することが大切であり、それが信用、信頼につながると思いました。
日頃から、部下とコミュニケーションをしっかりと取ることの大切さを改めて実感しました。相手がどう思うのか、言葉を選んで話すことを意識していきたいです。
まずは相手の話をしっかり聞くこと、そして一方的に自分の意見や考え方を押し付けないことが大切だと感じました。念頭において行動したいと思います。
法整備がされる今後において、従業員及びを自分自身を守る為の勉強になりました。
12月中旬よりは、全従業員を対象(今回のご参加者を除く)に「パワーハラスメント」について、動画を活用しながら学習いただく予定です。
日頃の意識や行動を転換するのは簡単ではありませんが、企業理念にもある「愛とまごころあふれる」行動を心がけることから始め、職場でのハラスメントをなくしていきましょう!
Comments